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続エマニエル夫人のbrianのネタバレレビュー・内容・結末

続エマニエル夫人(1975年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

吹き替え版は観たことがあるけれど、オリジナルは今回が初めて。性描写の映像にボカシはあるもののノーカットで放送。

やっぱり日本語よりフランス語で会話を楽しんでいる場面は違和感なく作品に感情移入できる。

舞台は香港とバリ島。ポロ競技、ソープランド、風俗店、バリの伝統舞踊ケチャダンスなどひととき観光気分に浸れる。

エマニエル(シルヴィア・クリステル)は誰にも束縛されない自由な愛を求めて好奇心旺盛に様々な経験を積んで大人の女性として成長する。

エマニエル、夫ジャン(ウンベルト・オルシーニ)、女学生アンナ(カトリーヌ・リヴェ)による愛の形 "Threesome" の耽美的で官能的な映像と哀愁を感じさせる音楽(フランシス・レイ)が印象に残っている。

S・クリステルは心が奪われそうな青く澄んだ瞳に釘付け。身長176cmで元モデルらしい均整のとれたボディ。鮮やかな赤い色のチャイナドレス姿は色気があって美しかった。

残念ながら2012年に逝ってしまった。しかし、映画を通していつでも彼女と出会えることができる。
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