もけ

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密のもけのネタバレレビュー・内容・結末

3.4

このレビューはネタバレを含みます

アラン・チューリングの半生についての映画。
『博士と彼女のセオリー』と同時期の作品だが、『博士と〜』のホーキング博士がとにかくイケイケだったのと対照的に、重くて悲しいお話でした。
天才的すぎる才能や自閉傾向、性的指向など、人と「異質」であるがゆえに孤独を深めていくラストが悲しい。
ジョーンとの絆が素晴らしかっただけにより一層悲しい。
クリストファーに励まされ、「普通」になることにはこだわらなかったように見えたが、同性愛者である秘密を抱えて苦悩する姿が描かれており、違法とする時代の影も相まって重苦しいものを感じた。
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