このレビューはネタバレを含みます
第二次大戦中、ナチスの解読不可能と言われた暗号を解読する為のマシーンを作った、イギリスの数学教授の知られざる実話。
戦後50年もの間、その事実を政府によって隠されてきたというから驚き。
それほど重要な秘密を抱えて生きていくのは、私には到底できないだろうな。
人知れず偉業を成し遂げ、戦争集結を早めたというのに、それでも同性愛で迫害されるってどんな気分だろう。
歴史に疎い私にはちょっと難しい部分もあったけど、アランの抱えている苦悩は伝わる。
アランは人間関係をうまく構築できないし、変人でもあるけど、とても純粋で愛しく思える。
悲しくてやり切れない気持ちにもなるけど、観て良かった。