このレビューはネタバレを含みます
脚色書いた脚本家とオーディション受けにきた役者の2人だけで織り成す。立場も次第に反対に。プロットポイントは下着姿になったところと首輪をつけられたところあたりだろうか。演技だが議論だか境界が曖昧だが全て主導権は女の方に。脚本家が次第に女のペースに呑み込まれ、主人の言葉を待つ犬のように変わっていく様が流れるように描かれていた。音の入れ方もとても良く、見えないものが見えるように音がつけられているように感じた。やりたいように演じる女に対して、男は演じてるようで演じてない感じが上手い。ポランスキーの少人数の会話やその構成はすごくいい。