島で尊敬される教師だった父が、地主の悪い息子に殺されてしまう。
父の仇を取るべく、善悪の彼岸に揺れながらも、同じく悪の道を進むことを決意する。
その先に待つ運命とは…。
東京国際映画祭で見逃してしまった本作を、何年越しかで鑑賞。
リィティク・ローシャンの作品に間違いないはず!と心待ちにしていた。
ストーリーについては右往左往しているが、最後の結末は見えているので、なんかうまい起承転結になってなくて、うーん。
ただ、音楽がめちゃくちゃ良い。サントラ欲しくなるレベル。どれもノリが良いし、曲が良いから、ダンスも映える。
そして、各キャストの豪華さ。
リィティク、プリヤンカー・チョープラ、そして、カトリーナ・カイフ。
大人気俳優&女優の若かりし頃という感じだが、フレッシュさとダンスのキレ、身体の仕上がりで圧倒される。
サンジャイ・ダット、リシ・カプールのベテラン俳優陣の悪役ぶりもたまらん。
むしろスキンと悪役感がハマりすぎて、サンジャイ・ダットと一瞬気付かず…。
ただ、脇役は良いのに、主役であるリティクのキャラだけ、なんか定まってない感。
ストーリーが結構ブレてるのに、他の要素だけでまた観たくなる映画だと思います。