これがかなり良くて驚いた。
なーんの知識もなく観たもんだから見終わり次第監督を確認したらもう納得も良いとこ(^_^*)
「トガニ」の監督だった。
才能がある人はテーマがなんであっても人の感情の扉の中に何が入ってるか分かった上での脚本で演出ができるんだと改めて思う。
前作と違いユーモアと少しの嫌味
どんな人間でも手に入れる事ができる老い(^_^*)いう現実を上手に使ってる。
正直極端な場面もありますがエンターテーメントとはそうゆうものですしね(^_^*)
でている俳優さんも韓国ドラマでお馴染みで尚且つ演技派で脇役をきっちりこなす面々。登場してくるたびにワクワクしてしま方々。
トガニでメジャーになられた
悪魔で老犬の様な風貌の校長を
演じた方も今回写真屋のオヤジで出てます。
おとぎ話的で非現実的と毛嫌いする方もおいででしょうが劇中いろんなジャンルの良い面が上手く取り入れられてて「アメリ」の様な色彩で映像も綺麗でした。
本当によく出来た脚本でした。
単純な発想であっても、老人がそこの場所に来るまでに乗り越えてきた数々の人生を場面場面の短いセリフで想像させ、母の愛を…強さを感じさせる。
人を裏切ってでも守りたいモノ。
女性はやはり強いです。
最後はやはり泣かされました。
単純だけど人生は山あり谷あり
皆それぞれ登って下って…
時代や環境で諦めざる得ない人も
いる。今の自分を振り返り反省してしまいました(^_^*)
ホント単純なんだけどいい映画でした。
