sss

ヤング・アダルト・ニューヨークのsssのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

冒頭で主人公の夫婦が「3匹の子豚」ってどんな話だっけ?と話す。これがテーマらしい。
主人公の豚さん達が、狼に襲われる話。
狼を演じるのが、アダムドライバー。

彼の演技がとても光ってます。
自然体でオシャレで魅力的なんだけど、実はいやぁ〜な奴なんだって感じがうまく出てます。
(当初はジェームズフランコがキャスティングされてたらしいがスケジュールが合わず降板)

ベンスティラーはがっつり狼に騙されちゃう豚さん
ナオミワッツは、何とか一線を引いて、一歩下がって見てる豚さん

んで、
この映画が伝えたい事、ちょっとまだ咀嚼しきれてないんでわからないんだけど、
この監督の、若さに対する嫌悪感、を感じ取ってしまった。
監督自身がこういう経験したのかなぁ…と思ってしまう様な内容だった。
ラストで、幼児がスマホでデタラメに遊んじゃってる所なんか、
お前ら養子とるっていうけどな、子供ってのは悲惨だぞ?と冷水ぶっかけてくるような、そんな印象を受けた。

んーでもこの受け取り方は浅いかな。。
とにかく見る前は、中年夫婦が若年夫婦に影響されるんだけどギクシャクしていって、最後に自分たちの新たなライフスタイルの小さな光を見て終わる、って感じかと思ったら、とても複雑な気持ちにさせられて終わった。
そんな映画でした、はい。
sss

sss