語られるのはひたすら凄惨な生い立ち。
アウトサイダーアートが好きだから、アウトサイダーアートというカテゴリが嫌い。
よく、音楽は聴く人がいてはじめて完成するというけれどこれに関しては真逆で、こんな美しいものを見つめる私たちの視線が一番邪魔だ。
世界から迫害された彼が創り上げ逃げ込んだ場所を、死後に暴き晒す世界はやっぱりどこまでも彼にとっての敵だろう。
日本でもトタン家を魔改造して絵で埋め尽くすご老人を珍名所みたいにテレビが面白おかしく取材したりしてるけど、次元が違いすぎてうんざりする。
私含め全員一生かかっても理解できるわけないよな。寄せ集めて美術館の企画展にされてたりするのも嫌いだ。
三重県に虹の泉という場所がある、行ってみたい。