海底にある研究施設の博士が、ソナーに魚とは思えない反応があるのに気づく。他国の潜水艦かと思い、呼び寄せた潜水艦の艦長に見てもらうもわからない。そんな中、巨大な宇宙船のような潜水艦が研究施設のすぐ近くを通りすぎる。早速調査にいった者たちが持ち帰ってきたのは正体不明の細長い物体。それが急激に大きくなっていき…という話。

このジャケで「SF」ホラーなんですよ！
呪いの〜ってタイトルだからオカルト系なのかと思いきや、宇宙船出てくるわ侵略的な要素もあるわで確かにSFでした(^_^;)
レンタル店で見つけてジャケに惹かれて借りたんですけど、予想以上にクオリティが低くて笑いました。

まず「巨大」宇宙船なんですけど、どう見ても手のひらサイズ（よりチョイ大きい？）でおもちゃ感バリバリ。しかも途中で小魚と一緒に画面に映るシーンがあるんですけど、小魚より少し大きいくらい（笑）私が知ってる「巨大」っていう言葉と、この映画の中の「巨大」は違うみたい(^_^;)そして海底の研究施設も魚飼う時に水槽に入れる系のおもちゃかな？ってレベル…。

そして肝心の深海獣も着ぐるみ感が凄すぎて笑えます。でも全くそれを誤魔化そうとしない清々しさが逆に気持ちいいんですよね。ただデザインは良いんですよ。しかも着ぐるみとしてのクオリティも高いし。なので見せ方をもっと工夫すればきっと不気味な感じを演出できたと思うんですけどね〜。

そして、過去に起きたとある事件に起因するイザコザを男女問題と絡めて最後まで引っ張るんですけど、雑すぎてここも笑えます。あと、私が借りたDVDのせいなのかもしれませんが、音ズレがひどい…。口の動きと音声がずっと微妙にズレてます（笑）

VHSどまりの面白い作品もある中、良くDVD化されたな〜ってのが正直な感想ですね。でもさすがにBlu-rayにはならないでしょうし、借りる人も少ないだろうから、いつかレンタルから消えそうですね。見るなら今のうちかも！あんまり見る価値ないですが（笑）あ！でも1人だけめっちゃ美人な人がいました。名前わからないけど(^_^;)

• #ホラー映画と怖い映画

あらすじ：宇宙人が攻撃してきたら全力で殺害なのだ！対話とかはその後考えたらいいのだ！

謎の深海生物を調査すべく海底研究所に赴いたらバディを組むのは因縁浅からぬ男だった！…というお話。

ぶつかって仲直り、生まれ変わった漢のけじめ、科学者の迷惑な生き物愛等々、ドラマのみどころは十分。山場が二度訪れる展開も割といい感じ。

特に目立ったキャラは、罪悪感から逃れるために自分の記憶を改竄したエリート潜水士、マードック。女たらし隊長も、ビッチ風ダイバーも、彼とのやりとりで感情移入できる人物になっていくので、キープレイヤーです。『マクロスプラス』のガルドが似た役回りでしたね。本作を参考にしたに違いありません。

オチは、「遭遇した宇宙人が攻撃してきた場合に人類がとるべき行動」に言及。深いテーマですが、すんごい脳筋暴論（あらすじ参照）で締めます。ただ、あの流れだとベストアンサーのような気も…？ここら辺も、本作の味わい深いところ（？笑）。

主役である深海獣、出で立ちはおこぜ顔のこいのぼりといった具合ですが、目的はテラフォーミングです。ちゃんとＳＦしてますね。宇宙船には地球製のブザーがついてましたけどね。

目玉である水中撮影（浅瀬のダイビング動画）には、それなりに人件費かかってる印象。これが予算を圧迫したのか、深海獣の脇腹から気泡が。肺呼吸なのかもしれません。

クライマックスは、一致団結した隊員達ＶＳ深海獣の水中バトル。しかし観客の目に映るのは、溺れた魚人が救助されて水揚げされる様子。心眼の鍛練にうってつけです。

とまぁツッコみだすとキリがないですが、先に述べたように侮れないＺ級佳作。ビッチがマードックに告白するシーンなんかは、なかなか迫真でしたね。

フラグとは

深海調査船を横切る謎の物体。
中には謎の物体が。持ち帰るとそれが孵化して中から魚人間が出てきて暴れるお話。

深海じゃなくてめっちゃ浅瀬。
ラジコン級の大きさの調査船の内部は恐ろしくシンプルな作り。あれだけの設備で調査する事が出来るのか謎。

海中移動用モーターがレトロフューチャー感あってちょっとテンション上がった。
魚人間の作り込まれた着ぐるみ感がすさまじい。
海中での取っ組み合いのシーンは結構頑張ったと思う。気泡の量エグすぎ。


おっさん爆死したのに素で無視されてた。アルマゲドンと真逆すぎて笑う。

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