このレビューはネタバレを含みます
地上波でやってくれたので視聴♪映画館でも観たけど改めて観ても面白かった〜!( ´▽`) SFものでそれなりに設定はあるのにそれをすんなり伝えてくれ、前半は謎解きで、後半はメカバトルで魅せ、さらにテーマをしっかり持ってる脚本...この完成度たるや...(*´ω`*)
個人的には、虚淵玄さんの脚本の中ではこれが最高傑作なんじゃないかと思ってます(*´ω`*)何故にこのアニメがマイナーなままなのかがわからない( •᷄ὤ•᷅)
アンジェラがフロンティアセッターに共に宇宙に行こうと誘われるシーンはやっぱり涙が出た。地上に住む人を下等視してたアンジェラが、ふいに地上を高みから見下ろした瞬間自身の小ささに気付く...。
"ごめんね、私、まだこの世界をろくに知らない。まだ見た事もないものが、あまりにもたくさんありすぎるの。"
今回の事で今までの価値観が全て崩れて、どうすればいいのかもわからない。でも、目の前に広がる広い...でも銀河よりは圧倒的に狭いその世界を見て、謙虚であり、しかし前向きなこの言葉を語るアンジェラ。このアニメのテーマをボクはこのセリフに感じました(*´ω`*)
オチとして、"楽園"から"追放"されてしまったアンジェラ。果たして幸なのか不幸なのか。自ら未開の世界に飛び込む"自由"を選んだアンジェラ。でも、目を背けちゃいけないこのアニメのラストの、"楽園はここにあるのに...。"というセリフ。或いは1つの意見であり、間違いじゃないのかも知れない。
SFものとしてマシンアクションやCG映像に興味が行きがちなこのアニメですが、ボクはそれと同様にこういった脚本的なテーマ性もちゃんと持ってる素晴らしいアニメだと思うのです( ´▽`)