内容はざっくりいうと、
話題の若手女優(クロエ・グレース・モレッツ)に美味しいところ全部持ってかれるのでは…
というまでのベテラン女優マリア(ジュリエット・ビノシュ)の焦燥感を描いた作品。
…みたいな感じですかね。
面白いかといわれるとうーん…
難しくはないけど、複雑な気持ちにさせる映画でした💦
これは女優の仕事に人生を捧げてきた往年の大女優が観ると、共感しすぎて辛くなる内容では…というのが、率直な感想。
女優じゃなくても、男女とか関係なく、マリアの目線で観ると、避けられない葛藤かもしれない。
例えば今まで第一線で活躍していた人間が、若い新しい感性を持った新人が入ってきたことによって、地位も立場も自然に奪われてしまうという事はよくある事。
そう、若いってそれだけで強い😭
けどそれが女優さんとなると、また私達とは次元が違う気がする😳
マリアは自分が若い時に演じたこの役と作品にかなりの思い入れを持っている。
だから、今回演じる配役の中年女性『ヘレナ』についてもちゃんと理解し大事に演じたいから、辛いながらもセリフをマネージャーと一緒に何度も練習した。
それが観ていて分かるだけに、
クロエ・モレッツの言動
「あなた自身の事を言ってるわけじゃ無いけど、あなたが演じる(中年女性の)ヘレナの事なんて、誰も注目してないわよ」
って言い方に自分もムカつくというか、
ショックを受けました😨
けどクロエ・モレッツ、魅力が炸裂してたな…
そしてクリステン・スチュワート演じるマネージャーが(日陰の女性として)偉大な存在感があり、彼女の思ってる事とか色々知りなくなった。