2017年9月28日
『ジミー、野を駆ける伝説』 2014年イギリス制作
監督、ケン・ローチ。
1932年。
アメリカからジミー・グラルトン(バリー・ウォード)が、
10年ぶりにアイルランドの故郷に帰国する。
村の仲間の歓待を受け、母親とも再会。
村の若者たちの訴えにより、村にホールを建設し、
人々の憩いの場所にして、歌やダンスを楽しむはずが、
教会や警察はそれを良く思わずに敵対視する。
教会が横暴な時代。
実在の活動家ジミー・グラルトンの話。
「我々は人生を見つめ直す必要がある。
欲を捨て、誠実に働こう。
ただ生存する為ではなく、喜びの為に生きよう。
自由な人間として」
初めて聞く名前だが、政治活動家らしい。
庶民の為に戦った私利私欲がない高潔な活動家という
事だ。
主役を演じたバリー・ウォードさんは自然な演技が
好感をもてます。
農民は馬車、それもロバ。
若者は自転車。
警察とかは、車で移動の時代らしい。