JunIwaoka

フューリーのJunIwaokaのネタバレレビュー・内容・結末

フューリー(2014年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

2014.11.15 @ TOHOシネマズ日劇
(原題:Fury)

"ファイトクラブ"は生涯ベストムービーと答えるくらい大好きで、暗かった時代に何度も何度も観て支えてくれた大切な一本。だからブラッド・ピット、デヴィッド・フィンチャー監督、エドワード・ノートン、ヘレナ・ボナム=カーターはいつまでも大好きなんです。
そんなブラピを拝むことが出来るジャパン・プレミアのチケットが余ってるっていうから、予定変更して無茶して駆けつけた。憧れの人が間近にいることだけでドキドキしたし、ほんとこれぞスター!という存在感があって、若々しくナイスガイだった。ほんと駐車場代2400円払った価値あったよ!
が、肝心な映画自体はまったくわからん。劇中の時代だったら別にしても21世紀の現代、戦争に大義名分がないことは明らか。"理想は平和だが、歴史は残酷だ"というセリフの通り、"人を殺させるくらいなら、俺を殺せー"と言っていた純白な新米が"クソナチめ〜"と銃を乱射する一人前の兵士に成長する姿に、これってなんかのプロパガンダじゃないのかとドン引き。戦争の惨さを嫌というほど見せられ否定的なのは分かるけれど、結局生き抜くため、仲間を守るために美化をすること一切出来ませんでした。ブラピが前に出演した"それでも夜は明ける"で語った真理とはなんでしょうか。

来日したブラッド・ピットやローガン・ラーマンよりも劇中はシャイア・ラブーフが際立ってよかった。ニンフォマニアックよりも存在感あった。
JunIwaoka

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