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バクマン。のgのレビュー・感想・評価

バクマン。(2015年製作の映画)
3.5
漫画も全巻読みました!!!

恋に勉強に部活!笑 ……なはずの高校生がプロの漫画家を本気で目指す!!というお話です!!
映画の中で言っていた通り、そんな風にしてプロになれる確率はまさに0.1%、いやいや0.001%ほど!!

であるから、恋に勉強に部活!な高校生が目指そうと思ってもそうそうできないことなんですよね~であるから、(笑)実際にそんな人達がいたら、「無理でしょ」って言われてしまうし、映画として見ても、「映画の中の出来事だから」程度。
でも、2人は勉強も部活もして来なかった。だから博打を打つことが出来た。っていう理由は、真実味があるような気がした。


わたしも漫画は大好きだし、読む度に「こんなうまく絵が描けたらなぁ」といつも羨ましく思うし、「好きで絵を描いていて、読者に読んでもらえるって、幸せなんだろうなぁ」と思っていました。でも、漫画家の辛いところや大変なところがリアルに描かれていて、観ていてこっちが辛くなってきました~泣
読者に読まれるまでの努力って本当に大変なんですね…それに見合う読み方をしたいです。笑

漫画を読んだ時は字が多かったりして、読むのに結構疲れた記憶があったのですが、映画の方は中身はしっかりとしているのに、テンポがいい!!

でも原作のあの密度の濃い内容をたった二時間ほどの映画にするとなると、当たり前だけど!難しいです…

しかし、原作はあくまで「漫画」であり、映画でしか出来ない楽しみを沢山観せてもらった!✨ オープニングの入り方も観てて一気に惹きつけられた。
絵を描くシーンも、色々なバリエーションがあって、観ていて楽しい。佐藤建くんは、逆刃刀をGペンに持ち替えたのですね!と言えるほどの、アクションと掛けて絵を描いているのも、面白い。

普通に絵を描いているところを映しているだけのところも、小畑さんの絵の上手さにうっとり見とれます……。

……と絵を描いているところはどんどん加速して観せるのに対して、亜豆さんを映すシーンはゆっくり丁寧に美しく。いやぁ綺麗だったなぁ……。「まってるね」のところ良かったなぁ。笑

またキャストも絶妙~
原作ファンとしては、「えっ!そのキャラってその役者さん⁉あってなくない?」って思っていた俳優さんも、いい!!✨むしろ!いい!!✨

最初に「恋に勉強に部活」って言ったけど、高校生ってまさにこれ! イコール青春!ってくらい、これ! でもそれだけじゃなくて、その人が熱くなれることがあるって、それだけで青春!いくつになっても、それは変わらないんじゃないかな~と思いました。
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