
妻子ある男と無理心中を図るも、失敗してしまったゆみ。京都・西陣のつづれ帯の美しさに目を奪われ、その店の若い職人・博之に出会った彼女は心を惹かれる。いつしかゆみと博之は愛しあうようになるが、…
>>続きを読む日東建設の営業部員・飯倉進は、婚約者の人見杏子が自殺を図ったと知らされた。彼はかつて読んだ、先祖の日記に記された残酷な話を思い出す。それは、関ケ原戦後浪々の身であった飯倉次郎左衛門をはじめ…
>>続きを読む1945年8月6日、第二次世界大戦中の広島は、普段と変わらない朝だった。父の福一と共に建物疎開の準備をしていた19歳の美甘(みかも)進示は、自宅の屋根に上って瓦を剥がしていた。その時、目を…
>>続きを読む吉良邸討ち入りに参加した赤穂四十七士でありながら、ただひとり、切腹をせず生き残った寺坂吉右衛門と、討ち入りの前日に逃亡した瀬尾孫左衛門。浪士の十七回忌法要が控える中、生き残ったふたりの男に…
>>続きを読む夫に先立たれた母・勢以に女手一つで育てられた津也は、幼い頃から絵の才能を現し、日本画家・高木松渓の元に弟子入りする。松渓から「松翠」の雅号を授かった津也は、天才少女と騒がれる身となるが、松…
>>続きを読む明治はじめの大阪・船場。薬種問屋の娘・お琴は幼い頃に失明し、一心に琴の修行を続けていた。丁稚の佐助はそんなお琴の身の回りの世話を任されていた。やがて、2人は愛を誓いあうがある日、お琴が何者…
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