雪洞

365日のシンプルライフの雪洞のレビュー・感想・評価

365日のシンプルライフ(2013年製作の映画)
3.3
(あらすじ的な何か)

彼女にフラれたことをきっかけに、自分の持ち物をリセットする“実験”をはじめる。
いくつかのルールに沿って、365日を過ごす。














(感想)
持ち物を全てリセット、というがまさか自分の身につけている衣類まで一度倉庫に預けるとは驚き!
そこまでやるか、と思ったけれど、そこまでやらないと確かに実験にならないのかも。

一度預けた後は、1日に1つだけ取り出しても良いので、必要だと思ったものを取り出していく。
本当に必要なものとは何かが確かにわかる実験。

本当に必要なモノが何かを実感すると共に、独りで生きるために必要なモノと、人と繋がるために必要なモノ、一緒に人生を共にする上で必要なモノなど、生きていく中で必要なものは色々だなと思った。

自分には必要がないと思っていても、人とつながっていく上では、持っていなければいけないものなど、自分で選択しているようで、実は結構周りの環境にも左右されるなあ、と感じた。

満たされている時は、そこまで必要じゃないモノも、何か足りないものを埋めるためにモノを無心で買ってしまう気持ちもわかる。
ふと満たされた時に、なぜこんなものを買ったんだか…と後悔してしまう。


ドキュメンタリーは苦手であまり見ないけれど、今回の映画はなかなか共感できたり、自分の生活を見直すきっかけになりそう。
雪洞

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