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365日のシンプルライフのdadaのレビュー・感想・評価

365日のシンプルライフ(2013年製作の映画)
3.5
彼女と別れたらなんだか部屋にある物も邪魔臭くなり、持ち物全てをトランクルームに入れて手っ取り早く0にしました、というのが話の始まり。

職業柄、私の部屋もモノが溢れていて、そんな環境にとっくの昔から辟易としている私にはうってつけな映画でした。捨断離というよりは最近よく目にする0ベース思考。
周りのモノを排したら必要な物が見えてきたよ、お婆ちゃん。敬愛するお婆ちゃんとの対話から、本当に大切なモノと物質のモノの存在意義を見出していきます。

探し物はなんですか?
(本題からはちょっとズレますが)一見、選択肢が多いことが良いように思えるけど、だからと言って最高の結果が得られるわけではなく、むしろ大事なものが埋もれてしまったり迷いのもとになる。

お婆ちゃんは言っています、モノは人生の小道具にしかならないと。
うーん、この映画を見ても私の人生の小道具は減ることを知らないなぁ。

ということで真似るのは至難のわざなのでひとまず洗濯をして、こんまりのタタミとトキメキ片付け術を真似ることとします。

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