ロシア発のパニックアクション。パニックスペクタクル映画の大番長ハリウッドを教科書にしたかのような構成に仕立て上げている一本。しかし、やはりこれはロシアの映画だなと純粋に思える作品でした。
理由
・宇宙開発、軍事に関して世界的に高水準を誇るロシアですが、国内都市部の途上国っぷりがそこかしこに垣間見えます
・大都市モスクワには日本の片田舎レベルの鉄道職員が配備されてます
・モスクワ中心部の地下鉄を司る管制室のさびれ具合にショックを受けます
・パニックムービーのはずですが、主役絡みのドロっとした不倫関係のもつれが結構強めに押し出されます
・お調子者の爽やか男子とキュートで内気な喘息女子の色恋模様
・箸休め的存在の犬がかわいいです
・地下壕マニアの運転士がほのかに活躍します
・嫁アカン
ネタバレを避けたいのでこのくらいにしまして、こういった類いの作品はお国が違うだけでも異なる色に見えるのでした！結論、面白い映画！
