玉造

ソウォン 願いの玉造のレビュー・感想・評価

ソウォン 願い(2013年製作の映画)
3.9
2020年12月 チョ·ドゥスンが出所し、韓国中が騒然とした。
2008年当時8歳女児に性的暴行し逮捕された犯人だ。
「評決のとき」「幼い依頼人」などの映画は観るときは慎重になる。

この映画は被害にあった家族の再生や希望へと向かっていくストーリー。
事件はかなり残酷で、当時韓国の司法も泥酔状態は心身耗弱扱いで減刑対象になった。裁判シーンでは罪の酷さより法が全て。
「飲酒運転は厳しく取り締まるのに、泥酔なら何をしてもいいのか!」と叫ぶシーンがある。今でも(酔ったから覚えてない)と安易に片付ける輩の多いこと。
子役のイ·レも難役を健気に演じ、父親役ソル·ギョングの熱演に涙。

欧米では性加害者には厳しいペナルティがある。被害者は一生苦しむ事を知ってもらいたい。
玉造

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