村上パルキ

テロ、ライブの村上パルキのネタバレレビュー・内容・結末

テロ、ライブ(2013年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

人質が死の危険に瀕していたとはいえ、韓国国家がイチイチ謝罪できないことも理解できる。要求されるままに個別対応していたら、キリなく収集つかない状態になる。日本人が海外でアルカイタに人質となった際、日本国家も身代金支払いに一切応じていない…

ということで、ずっとクリップ入りだった作品をやっと消化。迅速で矢継ぎ早な展開で退屈せず鑑賞できた。単なる一放送局のラジオ放送から〜大統領を巻き込む韓国国家レベルの大騒動まで〜話のスケールが急拡大。途中、イヤホン爆発なる奇珍なウエポン登場で、科学法則に逆流する荒唐無稽さは否めずも、集中力を切らさず完遂鑑賞できた。

主人公の元妻。テロ発生後に現場に向かったはず。なのになぜ帰らぬ人に?また、ビル2つ破壊&倒壊させる程の破壊力を持つ爆弾製造を、果たして単独犯で製造可能?共犯者の存在は?イヤホン爆弾の製造方法は?諸々疑問残った。

最後のクライマックス。犯人はビルの壁面から落下寸前で主人公の下腕に掴まる絶対絶命の状態…ベダベタすぎる、見慣れたアクション映画ピークの光景&展開も、緊迫感で身震えた。

ラストの主人公の選択。元妻の亡失による落胆と国家への諦観に起因する行動か!?隣に国会議事堂が鎮座する立地がポイントと、他の方のレビュー拝読して知った。
村上パルキ

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