「そして、何としてでもゴヤを探すのだ。」
多彩な顔を持つチャーリー・モルデガイ。
美術商、フェンシングの名手、武器使いの名人。彼は誰からも尊敬され愛されると自負しています。
チャーリーは、今日も香港で中国人の怪しいヤツらと取引をしていました。
彼は資産家ですが、内情は火の車。破産寸前で、家の貴重な美術品を売っていたのです。
ある日、絵画修復士のお婆さんが何者かに殺され、その時修復されていた絵画が盗まれました。盗まれたゴヤの絵は平凡な作品に思われましたが…
ストーリーは単純なので、何も考えず笑って観られます。
また、映像が綺麗で世界を背景に冒険するので、セレブの海外旅行気分を味わえるかもしれません。
美術商の闇世界に住む落ちぶれた大富豪であるチャーリー・モルデガイ。
テンポ良く、軽快に楽しく観られます。
ハンサムなのにコケティッシュ。演技力の高いジョニー・ディップらしい個性が光る、明るくて楽しい映画です。
「このちょび髭を…。」
…ジョックは冒険に欠かせませんね。