NAOYA

サスペクト 哀しき容疑者のNAOYAのレビュー・感想・評価

サスペクト 哀しき容疑者(2013年製作の映画)
4.6
孤独に暮らすチ・ドンチョル。彼の正体は、北朝鮮特殊部隊の元エリート工作員。愛する妻子の命を奪い韓国へ逃げた犯人への復讐が彼の生きる目的だった。そんな中、唯一親身に接してくれたパク会長の殺害現場を偶然目撃してしまう…


だいぶ前から観たいと思い、今回ようやく観ました。
予告の時点で面白そうと期待していましたが、その期待を上回る面白さでした!!


主人公のチ・ドンチョルは元北朝鮮特殊部隊のエリート工作員。この訓練が障害が残ったり、死亡者も出るほどで合格率は3%と言うからヤバいです。だからこそドンチョルが強い強い!
演じたコン・ユはノースタントだというから凄いです。

チ・ドンチョルを追うのがミン・セフン大佐。この大佐はかなり良いキャラでした!
初登場のパラシュートのシーンから最高にカッコ良い!
チ・ドンチョルを追いながらも真相に迫っていく展開も良かった。

大佐の部下のガム噛みまくっていた人もある意味で最高でした(笑)このキャラも好きです。


今作のアクションは本当に凄かったです!!
キレッキレッの肉弾戦、迫力のカーアクション、ハラハラの逃亡シーンと明らかに韓国版「ボーン」シリーズです!絶対にあのシリーズを意識していると思います。
暗殺者が次々と襲ってくるのも、そっくり。
しかし、本家に負けない迫力!
そして、本家に勝っているアクションシーンの豊富さ!!
最初から最後までずっと戦っていたと思います。
韓国でも「ボーン」シリーズに負けない作品が作れるぞ!という気合いが感じられました。
邦画には無理だろうな…。


復讐と逃亡劇を同時に行うストーリーも面白かった。
チ・ドンチョルとミン・セフン大佐が過去に因縁がある設定も良かったですし、この2人のラストのやり取りも最高でした!

ただ、この作品だけではないですが韓国人の名前がどうしても覚えずらい…。
最近、韓国映画を見始めたばかりということもあると思いますが。

しかし、本当に面白かった!
自分は大好きになりました。オススメです!
韓国映画やっぱり凄いですね。
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