このレビューはネタバレを含みます
公開初日に観に行った。席はバッチリ埋まっていた。
脚本が悪い。原作で読者がどこに感情移入しているのかわかってない。ゾンビ(ZQN)の表現や人体破壊は頑張ってはいるが、そんなもんにもはや新鮮味はない。
鈴木英雄の病んだ精神、銃オタク、根っからのクズさ。これをきちんと描いてくれないと、奮起してゾンビを射殺しまくるシーンにカタルシスが感じられない。
半ZQN化した比呂美(有村架純)はめっちゃ強くなったじゃん、これは…と期待だけさせて寝てばかりの展開。かわいい盛りの有村架純ちゃんムダ使いしないでー。
藪のキャラも薄まって男っぽい言葉使いするだけの長澤まさみでしかないし…。
クライマックスで、英雄が猟銃に弾込めてバーン!べチャッ!バーン!べチャッ!弾込めてバーン!べチャッ…何回やるんですか、飽きますって。
ラストは投げっぱなしだし、本当に残念。
自衛隊とか米軍とかほとんど出てこなかったけど、機能してないってことなのかね?
それにしても高評価ばかりで作為を感じるレベルだわ。そんなによかったか??