“7人のおばちゃん、滝を見に行き遭難す”
上記のコピーそのままの内容。
もうこの概要だけで俺は満腹です笑
ツアーバスで滝を見に行った7人のおばちゃん達がポンコツ新人ガイドのせいで森林の中腹で迷子にさせられる。
それから脱力感たっぷりだけど時折感動させられるおばちゃん達のサバイバルコメディ映画が展開される。
みんなで木の実を集めたり、火を焚いたり歌ったり、遭難がまるで女学生たちのキャンプに見えてきてほっこりする。
何も考えずに見てケラケラ笑える。
とんがりコーンのこだわりが良かった笑
セリフもいちいち面白くて、7人のキャラ分けも上手くいってると思う。
沖田監督作品にはどれも伊丹十三を想起させる
「こんな題材が映画になるの?!」
という心地良い閃きがあってとても好感が持てる。
ラストも叙情的で好きだなあ。
最近の邦画はちょっと…と敬遠してる映画ファンは観るものに困っていたらとりあえず本作を手にとって欲しい。
テンポも良くてとても良い映画だと思います。