プラダはスタイリッシュに、働く女性たちを勇気付けるキラキラした作品だったけど…こちらは味わい深くて、より身近な場所にありそうな、ほっこりとあたたかいストーリー。
プラダでも描かれていた、自分自身を見つめなおして、再生していくって部分にスポットを当てたような作品。
それを支えたのはデニーロの存在感ある演技。
プラダは万人ウケしそうだけど、こちらはある程度、仕事に対する意識が成熟している世代じゃないと、行間が読めないと言うか…美味しく召し上がれないかもですね。
何事も理想や憧れだけじゃ立ち行かない。
それでも頑張ってる人たちへ…って、一歩踏み出せる気持ちにさせてくれる良作。
