NAOYA

シークレット・ミッションのNAOYAのレビュー・感想・評価

シークレット・ミッション(2013年製作の映画)
4.2
『俺は…スパイです』

笑いあり、アクションあり、涙あり、と色々な要素が見事に合わさり予想以上に面白い作品でした。

・ストーリー
北朝鮮のエリートスパイであるリュファンは、韓国の田舎町に潜入してバカを演じるという命令を受ける。祖国への忠誠を誓って2年もバカを装っていた彼だが、そこへロックミュージシャンにふんした同じスパイのヘランと高校生を装うヘジンが合流する。田舎町の暮らしに慣れ、人々とも交流するリュファンたち。そして、ついに北朝鮮総政治局に動きが…


主人公のリュファンはスパイではあるが悪いことはしていない。むしろバカを演じてます(笑)
さらに、スパイとしての技術を田舎町の人のために使うシーンもあったりして好感が持てました。


前半はコメディ映画と言ってもいいぐらい笑えるシーンが満載です(笑)
さらに、主人公と田舎町の人々との交流も丁寧に面白く描かれています。

後半はシリアスアクション映画に。
アクションは肉弾戦が中心。というかほとんど肉弾戦。
さすがは韓国映画。動きがキレッキレでアクションのレベルが高い!
主人公vs元師匠の対決はなかなか熱い。

そして、ラストが泣けるんです。
久しぶりに映画でこんなに泣いたと言ってもいいぐらい涙が止まらなかった。
前半の丁寧な交流やコメディ要素があるからこそ泣ける、泣ける。

ごく普通な生活ができることが幸せなんですよね。


予想以上に良い作品でした。
韓国映画でも見やすい作品だと思うのでオススメです。
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