たまに作られる記憶喪失もの。嫌いじゃないのジャンルで、この作品もそこそこおもしろかった。記憶を探す過程がシンプルなんだけど、その流れに見入っていた。本編時間も程よい。これ以上長いと疲れたかも。キャストも渋い人選で魅力的。この映画でどんな真相か知らなければスッキリしないのが、①ニコールは誰に襲われたのか、②誰が本当のことを言っているのか、③やっぱり旦那は偽物だよね？、④医者って言ってる人もや怪しいよね？という4点かな。それと合わせて、⑤なぜニコールはは襲われたのかという謎もある。⑤の理由を知ったとき、「おいおい、この映画はニコールにも責任があるじゃん」となっちゃった。ここは単純に事故とか偶然的に強盗に襲われたとかにしてほしかったなぁ。ラストのシーンもなんだか冷めて見ちゃったもの。まぁそれでもおもしろかった。
