1ヶ月前にラブライブにハマった。それはこの劇場版が巷で「ヤバい」との噂をかねてから聞いていたからであった。
さて、TVシリーズを全話視聴して特に2期の終盤にツッコミどころはありながらも感動した人間としては、「完結したμ's」をこれ以上どう開く気だろう、と思いながら臨んで観た。
結果…
………………………………
いや、無言になりますわコレ。
何だこの死ぬ程雑な場面転換わ!!
アメリカ行った意味は何だったんだ!アイマスみたいに特訓とか特別な遠征とかそういうのかと思ったらストーリー上まるで必要なかった上にそこにメッセージも何も感じなかったぞ!!w
とか、そういうツッコミどころはあるし、唐突に始まるミュージカルとストーリーの噛み合わなさ加減とか言いたい事は色々ある。
しかし、しかしである。
俺のイチオシは絢瀬絵里ちゃんである。TVシリーズ1期の8話でμ'sに加入してからというもの、彼女の虜になっていた。
その彼女のセンター曲があった事は勿論のこと、割と絵里ちゃんファン的にはサービス演出が多くてその点で言えば大いに楽しめた。
元々無茶苦茶な演出や展開を力技で押し切る事で有名なラブライブだけれど、今回に限って言えば、「この作劇だったらそもそも作る必要あったのか!?」と言いたくなったような気もした。
恐らく巨大化し過ぎたラブライブというコンテンツとそれらから卒業出来ないファンを少々皮肉った形で作った映画…なんて邪推も出来る。
そりゃ、終わっちゃうのはとても寂しいけれど、TVシリーズでも十分綺麗に終わってたんだから、描くなら3年生達の「その後」とかの方が映画にする意味あったんじゃないの…とか無責任な事をここに書き述べる。
いや、楽しくなかったわけじゃないよ?楽しかったよ? でも力技が過ぎて、女性シンガーの件とか最早全く分からなくて「ファッ!?」ってなる場面があまりにも多過ぎて唖然とする事が多過ぎたなって思うんです。
こ、これはもう少し経ってからいつか観直そう…何とも言えない形で俺の中でのμ'sは完結しましたとさ。