紙は余燼を包めないの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『紙は余燼を包めない』に投稿された感想・評価

pherim
4.2

プノンペンの娼館で働く女性たち。そこではクメール・ルージュの傷痕が娼婦の過酷をさらに深める。口紅の痕により描かれる落書きは、寄る辺ない彼女たちへの鎮魂詩となり刻印をあとに残す。人は消え、傷は残る。

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