ピアノものに、ハズレ無し。
あくまで主観だが。
なんだけどー
コレはいい意味で異質。
キレイ過ぎず、荒涼感がある。
舞台は、、、
ラストがまさに舞台なのだが、
まず、刑務所がそれ。
殺人犯の少女と
ピアノ教師の老婆。看守、所長がストーリーを進める。
冒頭は、
ちょっとアサシンほい。
(二キータは観てない)
荒くれ者の女囚人が、少しずつ穏やかになってくパターン?と思いきや、そんな甘く無い!
あえてなのか、
どのキャラクターも何か、
性格が掴みづらい。
同じ割合で描いているというか
主役さえも、あまり踏み込まない感じ。
だいたいの生い立ち的な事は、
わかるのだが、あえて、
同情させないクールな描写。
そこが、物足りないない気もするのだが、
この媚びない淡々とした展開が
ラストの4分間を引き立たたせているとしたら納得かな~
同性愛とか、近親相姦とかも
織り交ぜてくるが、
イヤな重たさは無く、壮絶さは伝わるものの、サラっとしてる
ピアノ演奏も圧巻だが、
パーカッショニストとしての
テクニックも、すんごい!
このシーン、誰でも魅了される事、間違い無い!
エンドロールのテロップが
実話を思わせたが、、、
実際に、
脱獄してピアノコンテストに
出た話なら、驚愕である!
ドイツ映画は、初体験。
ヨーロピアンな空気感は独特だった。