チョマサ

ローズの秘密の頁(ページ)のチョマサのレビュー・感想・評価

3.0
3/9

マイケルと海岸に出かける場面がうかつ過ぎないか気になった。IRAに狙われてるのに出かけたり、出かける根拠や過程がなくて雑と言うか......。

飛行機が迫ってくるとところは、音も迫ってきて臨場感があった。
当時のアイルランドと英国の関係、カトリックから来る閉鎖的な空気、そしてローズが陥れられる過程が、陰惨できつい。でも、物語に救いはあるからいい。

精神病院の婦長はどの映画でも『カッコーの巣の上で』みたいになるような印象がある。

ヴァネッサ・レッドグレイブの演技は、親戚のボケた人によく似ていて凄いなぁと思ったけど、段々真実が分かってくるとボケてるわけじゃなくすごく不幸な人物なのが分かって、今までの様子が違って見えてくるから泣ける役になってる。

ルーニー・マーラは、この映画で泳いだり、電気ショックを頭に受けたりと、体を張ってる。(泳ぐシーンは吹き替えかもしれない)。
彼女が出てる映画を見たのは『キャロル』と『ソーシャル・ネットワーク』に続きこれだったから、昔の人物を演じる役が続いてるように思った。あと美人だけど何か引っかかる顔をしてる。まだ20代と思ってたけど、もう30歳だったのか。
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