アルパチーノはギャング系の映画出演が非常に多い。その中で一番好きな作品 それが本作「カリートの道」
ある種、スカーフェイスのIFストーリーとも解釈できるストーリーではあるが、スカーフェイスとは全く違うベクトルで描写されている。
カリートの道では、ギャングスタから身を引いて平和な生活を夢見る主人公カリートを主軸にストーリーは進行していく。
しかし、彼の夢とは反面に少しずつ歯車は狂い始める。
スカーフェイスもそうだが、アル・パチーノは「悪に染まり切れない悪」の役柄が本当に上手い。
本作のラストは、何回見ても号泣してしまう稀有な作品。