イギリスの作家ジェーン・オースティンの生涯で1度の恋の話。切ない恋してたのね。
良い家柄の相手と結婚することが幸せだとされていた当時、地位や財産が重視の結婚相手選びをすすめる親とは違って、本人は自立心旺盛、財産ではなく愛を重視。
親の仕組んだ縁組みを押しきり恋に落ちる。悲しい恋の予感はプンプンする。
駆け落ちすれば貧しい家族はどう思うか。ハードルのある恋愛はドラマとして面白いけれど、やっぱり愛してない相手と結婚するかの選択はつらいよなぁ。
親も親だと思ったりするけど、自分はそういう結婚で幸せだから娘にもと思うんだろうな。親心はわからんでもないが、貧困は確かにきついし愛だけではどうにもならないこともある。いつの時代にもありそうな話。
ラストシーンはちょっとグッときちゃったな。
切ないけど、悲しすぎなくていい終わり方だった。