みかん

キャロルのみかんのレビュー・感想・評価

キャロル(2015年製作の映画)
4.0
ケイト・ブランシェット目当てで鑑賞しました。
相変わらずオーラがあって美しいです。
目くばせとか仕草とか、その妖艶さに見ているこちらまでドキドキしてしまいます。
ルーニー・マーラは今作で知りましたが、控えめな笑顔が可愛いし、あどけなさと大人っぽさが同居してる感じの素敵な女優さんでした。
ルーニー・マーラ演じるテレーズが、キャロルとすれ違っているほんの数か月の間にぐっと大人っぽくなるのは、キャロルに近づきたいと意識してたからなのかな。
テレーズもキャロルも同性を愛するという気持ちに迷いはなく、同性愛が今より受け入れられていない時代で、2人が一緒にいれる勇気を持てるように抗う姿が描かれていました。
周りに理解してもらえなくても、何かを好きになるという感情は自分でもごまかせないし、心の支えになるし、自分らしさでもある。そんな気持ちをキャロルが訴えかけるシーンが好きでした。
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