やまひろ

キングスマンのやまひろのレビュー・感想・評価

キングスマン(2015年製作の映画)
4.2
『マナーが作るんだ、紳士を』

2014年のイギリスのスパイ映画、監督はマシュー・ヴォーン
原作はマーク・ミラーとデイヴ・ギボンズによるコミック「キングスマン:ザ・シークレット・サービス」

「キック・アス」の監督が爽快で痛快なスパイ映画を作り上げてくれた!
すんごく好みの映画に終始興奮して観た。(たしか劇場2回行ったな)

ジェームズ・ボンドやイーサン・ハントとはまた違った魅力あるスパイ映画、それがこの「キングスマン」である。

シーツにネクタイ、メガネと紳士的な出で立ちでありながら、超強いってのがすげーいい!
バーで不良どもを一網打尽にするハリーに痺れる憧れるッ!

スパイの秘密道具も現代風にアレンジされ、超ハイテク機器搭載の面白グッズが満載!男子はこういうの好きなんだぜ!
傘が弾丸をガードするとか、メガネがオンタイムのカメラとかwすげー欲しい!(アガサ博士も真っ青だろうw)

だがこの「キングスマン」ただのスパイ映画ではなかった!

まずは、キングスマンの空いた席を候補生から選ぶ試験が面白い。
エグジーの機転と根性、身体能力が他の候補生を上回るのは観ていて痛快

「人は生まれた家柄で紳士になるんじゃない。学んで紳士になる」
素晴らしい名言だね。このセリフにこの映画の哲学、真理が全て詰め込まれている。

さらに、個性的な敵キャラが冴えている!
スティーブ・ジョ○スばりのIT富豪ヴァレンタイン(チャラいわw)
両足が義足暗殺者ガゼル(足どうしたw)

なかなかクセのある敵キャラ、そして現代風な世界征服?スマホ、SIMカードとか如何にも現代を象徴するアイテム

一番印象的なのは、見た目は紳士なのに、戦う時の容赦の無さ
教会でのハリー無双、チップ爆破による脳みそバーンの痛快かつグロさは「キック・アス」に通ずるものがある。

アクションシーンの音楽はテンション上がるwいや、悪ふざけがすぎるwwwやり過ぎwww

ホントもう爆笑しながら観れるスパイ映画ってなんだよwそれがイイ


個人的にはランスロットに選ばれたロキシーが良い子だし可愛いし、なのに見せ場がイマイチで可哀想。もっと活躍させてあげて欲しかった・・・


とにかく、超好みの映画ですね!
やまひろ

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