【感想】
いやぁ〜、マーージでどうかしてる…どうかしちゃってるよ、奥さん!! てな調子で最高に楽しませていただきました🙌 笑
ということで、まずは今作の4大怪獣へ向けた私の感想からどうぞ!
ゴジラ→「か、かか、神さまぁぁー!!🙇♂️🙇♀️」
モスラ→「な、なんて美しいんでしょうか…う、うう、麗しいモスラ様✨」
キングギドラ→「いやぁ〜、強い!個人的にはゴジラ派だけど、さすがに参った…あんた強い、強すぎるよ…そして復活の仕方キモっ!!」
ラドン→「ちょ、お前、、この太鼓持ち忖度怪獣が!!笑」
です。笑
モンスターバース3作目は、早くも終末の地球を舞台にした、超ド級の黙示録怪獣プロレス!!
昨今のハリウッド大作では何かと地球が滅亡の危機に瀕していますが、この映画に関しては久しぶりに心の底から「あ〜、地球終わっちゃう…滅んじゃうよ…」と思わされました。というのも、ハリウッドの潤沢な資金をこれでもかとつぎ込んだこの映画は、最初こそおとなしくもテンポよく大怪獣展を開催していたのですが、ラストには完全にタガが外れて大暴れ!笑 神話をまざまざと見せ付けられるもんだから降伏するほかないんですよ… 笑
そりゃストーリーは至って軽薄なので、真面目に考えれば言いたいことがありすぎて逆に何も言いたくない状況に陥ってしまいます。笑 割と人が救われる描写も同じパターンばっかりだし…でも、そんなことより信じられないくらい美しく、ルネサンス期の絵画や終末を描いた絵画を映像化したかのような、圧の強いド迫力描写のオンパレードを見せてくれたことの功績に、感謝せざるを得ないのです。
『ストレンジャー・シングス』でお馴染みのミリーをはじめとしたキャストも個人的に好きな面子揃いで、それぞれが役に合っていて良かったと思いますし、前作で実質的には主演だったのではないかと思わせられた渡辺謙が今回も大活躍で最高でした! チャン・ツィイーとのアジア俳優コンビがこの映画の先頭に立っていたのも、時代を表していて素晴らしかったと思います。
伊福部昭の音楽がアレンジされながらもようやくハリウッド大作で流れたことも感慨深いですし、「そりゃ!そりゃ!そりゃ!そりゃ!」の違和感だらけなアジア風アレンジがあったものの、今作のお祭り具合を考えればそれも必然というか、なんか許せちゃうんですよね…楽しいし!笑
この後にゴジラの迎え撃つ相手がゴリラなのがほんと意味分からないんですが(笑)、今作で最高に興奮させられた、まさしく「王」と呼ばれるに相応しいラストシーンの後ではもうなんでもOKですね!!笑
この調子で、モンスター・バースはどんどん独自路線を広げて盛り上がっていってください!!!!笑
こんなに頭のおかしい映画を作ってくれてありがとうね、ドハティ!!(褒めてる 笑)