ぐっさん

ドクター・ストレンジのぐっさんのレビュー・感想・評価

ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)
3.5
2017/1/27ユナイテッドシネマ札幌IMAX3Dにて鑑賞。

 これから始まるドクターストレンジシリーズの入門編(例えるならイロハのイ)作品ともいえるヒーローになるまでの修行を重ねて成長していく物語と言えるでしょう。
 シンプルなストーリーなんだけども日本でいうところの幽体離脱などのシーンや街が折りたたまれるミラー次元などストーリーに出てくる用語が複雑すぎて慣れるまで大変かもしれません。
 ただ、オープニングからもいきなり出る3Dでならさらに楽しめる奥行き感を頻繁に使う異次元空間バトルシーンは「インセプション」での街が折りたたむシーン以来のなかなか作りこまれたシーンで、そこは評価したいですが作品全体としては評価は低いですが、これから長い目でこのシリーズを観ていくと期待大といえるかもしれません。

 主演はみなさんご存じベネディクト・カンバーバッチ。
 元は名医でとある事故で医者の仕事ができなくなってしまうのですが、「アイアンマン」の最初の作品の時もそうでしたが、これって自業自得なんじゃね?って言えるシーンなので、ぜひ注目していただきたいです。
 そして、なんといっても今回の主人公は上から目線。師と初めて会った時は半信半疑で怪しいと思い態度も悪いけども、医者の時に経験した研究熱心なところが生かされて、学習能力が高く物覚えも早い。
 師から、マスターと言ってもいいと言われても私はドクターなんだ!とそこにこだわるとこは面白いとこ。
 そして、ポスターでも見えていると思いますが、ストレンジが着ているマントは最初から浮遊しており・・・これも面白いなので、ご注目。でももうちょっと説明が欲しかったなぁって思うかも。

 そして、これからご覧になるみなさんにご注意ですが、今回もエンドロールが流れていても席を立たないようにお願いいたします。今回もサプライズがあるので最後までじっくりご覧あれ。

 3Dでもよし、4Dだとさらに楽しめるストーリーよりはアトラクションとして楽しむ映画と言っていいでしょう。
(*^_^*)
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