プリンス

ハード・パニッシャーのプリンスのレビュー・感想・評価

ハード・パニッシャー(2013年製作の映画)
3.3
時々ある事なのですが、コンビニで買い物をして、わたくしの手の平の上空15センチメートルからお釣りをリリースされる訳であります。わたくしは汚いジジイであります故に、若い女の子の店員さんなら仕方ない。と、ふと顔を見ると、パートのババア!どう見ても私よりも先輩な訳であります!
明日こそ手を握ってやります。
免許証返納には応じません。プリンスです。さて、今回はハードパニッシャー。ジャケットに老眼対応のデカイ文字で、もうあらすじ書いてある訳ですよ。そうです、ジャンルとしましてはポール・カージーになります。今回の主人公、ダニーダイア扮するジミー君。ある日、このジミー君のお父さんが、強盗に襲われている女性を助けた事で、ギャングから逆恨み。お父さんもお母さんも生きたまま焼き殺されるとゆう導火線であります。ちなみにお母さん、レイプもされたそうな。これ、ロンドンですか?70年代のNYかと思うほどに治安が悪い訳であります。しかし、このギャング達も運が悪かった。なんと息子のジミー君、アフガン帰りの英国軍の特殊部隊。何でも、アルカイダのスパイだかを10分で落としたとかの、拷問チャンピオン。これはマズイですよ。タダじゃ済まない訳でありますよ。ギャングと言いましても、ほとんどが少年。薬売ったりしてるだけのただの街のチンピラですから簡単、簡単。勝手に尺の心配をしましたが、何故か一晩に一人とゆうペースでのんびりやってくれます。まずはいきなりリーダー。お約束のお返しのこんがりクリスピー。それは最後にしたらいいのに!!と、なりますと2日目以降はエスカレート式にギミックに富んだ復讐になってゆく訳ですね。コンクリ飲ませたり、ヒッチャーでお馴染みの車で牽引してみたり。サリンや、色々な薬品で溶かしてみたりと、次から次へとサービス満点でございます。それも堂々かつ、のんびりやってますから、警察にすぐバレまして追い詰められる羽目になる訳であります。そして軍の上層部が警察に圧力をかけたりと、三つ巴のややこしい展開になるのですが、、、難しい事は忘れました。
まずですね、このジャンルの場合、誰かの後ろ盾があるとゆうのはわたくしの好みでは無い訳ですよ。一人でこっそりとやって頂きたいのであります。
そして、これも好みの問題でありますが、ダニーダイヤ。色々な悲しみや葛藤を表情だけで頑張って演技してますが、芝居がヘタか!?このプリっとした船越英一郎的な童顔もこの役にはハマっておりません。もっとカサカサのヨレヨレがいい訳です。もっど味のある子は居ねえが!!?そしてイギリス人は、お茶ばっかり飲んでる訳ですよ。
とにかく、このジャンルはシンプルに見えますが、遥か昔にブロンソンが記録を打ち立てておりまして、かなりハードルが高い訳であります。ラストでジミー君がニンマリと笑うシーンがあるのですが、ブロンソンと真っ向勝負してはいけません。難しいですよ!あの顔は!
しかしながら、チャレンジングスピリッツは買う訳であります。続編もできるとかできないとか。次も応援させていただきますよの、3.3!ガンバレ!!
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