光

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックスの光のレビュー・感想・評価

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最高におもしろかった。
前作に比べてダレる部分も無く展開がスムーズに進んで2時間半という長丁場があっという間に感じられた。
キャラそれぞれが魅力的で意外な組み合わせでの絡みも見事だった。
特にロケットとヨンドゥの絡みとかドラックスとマンティスの絡みが好き。
ギャグとシリアスのバランスも絶大に良かったね。
露骨にバカやってるわけでなくさり気なくマイルドにバカやってる感が非常に良い。
ウケ狙いで作ってるギャグじゃなくて一片の迷いのない自然な天然ギャグみたいな。
ネタか本気か一瞬迷う系な空気がおもしろい。
主にドラックスとグルート。
シリアス面でも命がヤバくなったり銀河がヤバくなったりする。
なにより今作は家族や父親といった部分をフィーチャーしているストーリーのため意外と重い部分もある。
そしてヨンドゥの扱いには最高に泣かされる。
前作から一転して「お前ら仲良くなり過ぎじゃね?家族かww」とか思っていたら「もう家族でいいです」と言わされた。
もちろん戦闘で無双するヨンドゥの活躍も最高。
モヒカンにも意味があったことが最高だし矢の演出も最高。
囚われていたところから脱出するシークエンスのカタルシス最高。
ヨンドゥ最高。
というか本作はOPシークエンスの時点で並大抵の映画では太刀打ちできないくらいの最高の始まり方をしている点が大好き。
クライマックスでもいいくらいのレベルのバトルをOPでサラッとやってしまう潔さ。
なによりみんなグルートを気にかけているのが良い。
それから予告編の段階では明確な敵の存在を見せていない事も個人的には良いサプライズとなった。
まさか敵がアレだったとは…
これはシナリオ構成および宣伝もかなり精錬されていたと思う。
シリーズ3作目の制作が決定したらしいし今後が楽しみですが、その前にインフィニティ・ウォーでアベンジャーズとの合流がすごく楽しみですね。
光