何本かに一本はこういうおバカコメディを挟みたくなる。
ライアン・ゴズリングもラッセル・クロウもコメディのイメージが全然なかったけど実によくハマってました。ライアン演じるマーチの情けなさとラッセル演じるヒーリーの冷たいツッコミが絶妙にマッチしてました。
基本的に不真面目で抜けてるけどたまに冴えてる男やもめ、ボケ担当のマーチ(ライアン)と真面目で知的だけどやりすぎが玉に瑕な暴力中年、ツッコミ担当のヒーリー(ラッセル)の2人の探偵が織りなすバディムービー。
行方不明の娘を探す依頼を引き受けたら国家規模の巨大な陰謀に巻き込まれて…って話だけどストーリーはあまり重要ではない。ドタバタコメディを楽しむ映画だった。本来なら緊迫のシーンが緊迫のシーンにならない。脱力系サスペンス。
マーチがヒーリーのスネに飛びつくシーンと、コーヒーが冷たかったシーンが特に好き。
70年代のサイケな色使いやファッションは見てて飽きないです。内容にもよくあってた。
気分転換には良いコメディでした。続編は出ないかな。出たら観たいなー。