サイコー!サイコーです。
ライアン・ゴズリング、ヤワい私立探偵が合ってる!このダメっぷりがたまらない。
ラッセル・クロウ、でっぷりしちゃったし、正直レ・ミゼラブルのジャベルは今ひとつ外れていたし(役柄も音程も・・・悪くはないけど、周りが凄すぎたから余計に惨めに見えたです)、と思っていましたが、とても良かったです!ホリーにだけ見せるつくり笑顔でもチャーミング!
13歳のホリー!最高です、美人でもなく、普通にいそうな感じがたまりません。その上ちょっとだけイノセンスな感じ、まだ正義を信じているその感じが、良かったです。
時代設定の1977年も絶妙ですし、LAというのも、今日本で観るのには絶妙なタイミングだと思います。
ゴズリングの裏声がたくさん聞けるのもこの映画のポイントだと思います。あああああ〜いが最高です。
その上、とあるエレベーターで下るシーンの時のゴズリングの顔芸がまた最高です!ああ、良い映画!!
音楽も良かったですし、もう何回か観に行こうと思ってます、とりあえず今年暫定の1位というかこの映画と比べて面白かったら無条件に3位以内だと思います。
インヒアレント・ヴァイスも思い出しましたが、なんと言っても個人的フェイバリットであるビッグ・リボウスキと同じ匂いがして大好きな作品になりました。
ただ、オチとしてはちょっと壮大な感じで(いや、現代から見ると確かにアイロニーに満ちてるとは思いますが・・・)、黒幕にもう少し説得力が欲しかったです。
が、そんな欠点を全く気にしないほど良かったです!ああ、早くマーチにもう1度会いたい!!