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地上の星たちのmayumayuのレビュー・感想・評価

地上の星たち(2007年製作の映画)
4.4
いい映画でした。10歳の娘と鑑賞。

失読症の9歳の少年が、ある先生に出会って、そして‥

子役の子の輝く笑顔、
素晴らしい絵の数々、
学校の周りの美しい自然と、ラストのコンテストの色取り取りの飾り付け。
優しい兄と母。競争社会で生きる父の変化。
インドらしい歌やダンスシーンもちゃんとあります。
結構ウルウルしちゃいました。

きっと上手くいく、で出会ったアーミル・カーンさんの2作目鑑賞として選びました。ストーリーはまっすぐ、直球、予想通り。ちなみにこれは悪口ではありません。

主人公の少年の日常を描く最初の1時間、アーミル・カーンは出てきません。少年の輝きと共に彼自身と周囲の戸惑い・誤解を丁寧に描写していきます。
そして、アーミル・カーン演じる教師との出会い。
学びの楽しさ、本来の自分を取り戻す少年と共に映画全体が美しい色彩に彩られていく。

見終わった後に、素敵な時間をありがとうって言いたくなる映画でした。
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