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赤い唇/闇の乙女のbrianのネタバレレビュー・内容・結末

赤い唇/闇の乙女(1971年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

【主なキャスト】
デルフィーヌ・セイリグ - エリザベート伯爵夫人
ダニエル・ウィメ - ヴァレリー
ジョン・カーレン - ステファン
アンドレア・ラウ - イローナ


冒頭から寝台車の中で新婚のステファンとヴァレリーのセックスシーンが映し出される。
このまま2人の愛の世界が繰り広げられるのかと思いきやエリザベートと秘書のイローナが現れてストーリーは劇的に変化していく。
表題の赤い唇をはじめ赤い車、赤いガウン、赤いジャケット、場面展開する時にスクリーンが赤い(この演出に感心して思わず声が出た)、そして赤い血…など観る者に印象を与えるカラー映像だ。
音楽の使い方は秀逸で恐怖や緊張感が募る。
この作品は吸血鬼映画というよりも猟奇的なサスペンス映画だと感じた。
登場人物の中ではイローナ役のアンドレアはショートボブが似合いセクシーでキュートだった。
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