J四郎

アバター:ウェイ・オブ・ウォーターのJ四郎のレビュー・感想・評価

4.0
久しぶりすぎて前作の話なんぞ覚えてない二作目!

今回もモチロン3Dでの鑑賞ですが、前作は飛び出すより奥行に拘った映像に驚愕したもんです。流石にあの頃ほどのインパクトはありませんが、この舞台となる惑星にダイブしたような没入感は素晴らしかった。

で、今回のお話ですが前作で殺したはずの軍人のおっちゃんがアバターチェンジし逆襲してきます。十分に発達した科学技術はもはや何でもアリですなっ。

今作も前回の主人公カップルで4人の子供(+軍人のおっちゃんの息子)の家族を構成するまでになってます。まあ色んな意味でこの青い宇宙人たちのファミリードラマが重要なテーマになっていて、普通の人なら前のより感情移入できるんじゃあないでしょうか?前作は話が薄味すぎた気がしましたんで。

で、またまた敵はスカイピーポーっていうか地球人です。こいつらは残虐非道な典型的なわるもんで、やってる事が欧米人の負の歴史を再現しているかのようでした。(劇中の)地球人なんぞぶっ殺せーというスタンスの珍しい作品です。捕鯨っぽい下りなんぞは鯨油を取ってた頃のを皮肉ってんでしょうか?(この辺が意識高い系つうかシーシェパードっぽくシラケたりと、思想的な偏りが散見すんのがマイナス)

この映画は3Dで観てこそなんで、配信とかで観てたら点数がもっと低いかな。しっかし3時間オーバーの超大作なんでこの世界に没入出来なかったら中盤で寝てまうんちゃうかな?頭を使わなくてよい娯楽作なんだけど時間が長い長い。コスパは良いけどタイパ的には厳しい面も。

この手の3時間を超える映画に挑むときは、特に冬なんかは尿意が最大の敵となりますねぇ。水分を控えて体を冷やさない等の万全の対策で挑みたいもんです。というかトイレ休憩くれや。
J四郎

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