Ginny

アバター:ウェイ・オブ・ウォーターのGinnyのレビュー・感想・評価

3.0
波に乗り遅れまくってるけれど今アカデミー賞前で第n次映画ブームがきてるので見に行ってみました。
映像美が素晴らしくスクリーンで見るべきという評価を目にして。
その通り、映像だけ凄かったです。

視覚技術、映像にだけ囚われて肝心の脚本の方は前回から13年間価値観アプデされず世間の流れにも無関心だったのカナ?いつの作品なのカナ?と思ってしまう程に色々なフラグびんびんわかりやす過ぎて安直な展開の1990年代かのような内容…。

前作の復習(今回の予習)はすっぽり頭から抜け落ちていたので、見始めてから忘れた!と気づいたので時すでに遅し。
なになに?なんだっけ?とついていけないけれどどこ吹く風で進行していきます。

差別的になってしまうかもしれないけれどナヴィという民族を見下して描いていないか?と気になってしまいました。
家族マンセーで倫理観が単調ですし、戦術や交渉とか粋な戦い方が全然なく脳筋かな?ってくらい力技の破茶滅茶。
何回同じ過ち繰り返すのか?反省しないのか?お前に理性はないのか?と未成年(?)相手に問い詰めたくなるレベルに長男とキリ以外の子供がイライラポイント。
特に末っ子にははらわた煮えくり返りました。何にもできねーんなら黙って見てな!って気持ちです。

そんななのに、大事な人を失っても、やっぱり家族が一番って失った人以外で輪になってて…え?アホ…?いや、アホって言っちゃいけない…?え?古代…?知能とか退化しちゃうんでしょうか…?状態で( ゚Д゚)ポカーン

ビジュアルエフェクト、WETAなんですね。
冒頭の差し込む光が顔に当たったナヴィの人(誰?ナヴィ、顔の見分けつかないから無理!)の映像は美しくて息を呑む程でしたが、だんだん疲れてきました。CG見るの。
これアレに似てます、ユニバ行った時、3Dメガネかける乗り物ばっか続いて(クールジャパンのやつ、スパイダーマン、ハリポタ、ミニオン)目が疲れたから映像じゃないやつみたい!ってなった時の気持ちに。
作りものじゃない本物が見たいんだよなーと思いました。いくら本物みたいに凄くても。

と、言いつつ、どこまでが撮影でどこまでがビジュアルエフェクツなのかわからないです、どうやって撮影したのか…

シガニーウィーバーがナヴィになってもめちゃめちゃ面影あって良かったです。
Ginny

Ginny