オリエント急行殺人事件と同様原作未読。
読んでない身からすれば、こういう形で映像化して魅せてくれることに感謝。
人間関係のいざこざ、絡み合った関係性が見応えある。
人の死がショッキングに描かれているのが良い。推理ミステリはどうしても人が死んでしまうけれど、それが当たり前になってる某日本漫画があるわけで…。人が死ぬということが、大事な人が殺されるということがどれほどショックで取り返しがつかないか伝わる切ない空気感が真摯なモノづくりに思える(漫画の方がダメというわけではないけど人の死が、殺す動機が軽すぎる気はする)。
CGはそこまで、だけれど船内、客室内のデザイン、セッティング(特にポワロの客室内の衣装の掛け方とかベッドの上の靴下とか)がとても良くて好き。
エンドロールで音楽パトリック・ドイルとわかりそこから聞いてみるとなるほど「ハリーポッターと炎のゴブレット」に近しいものがある。HOGWART'S HYMNとか。
続きも楽しみ。