2017年9月22日
『コロニア』 2015年 ドイツ制作
監督、フロリアン・ガレンベルガー。
1973年、チリ。
ドイツの航空会社のスチュワーデス…
（今は、キャビンアテンダントというんだっけ？）
レナ(エマ・ワトソン)は、チリに取材に来ている
恋人ダニエル(ダニエル・ブリュール)に会う。
しかし、軍事クーデターがおき、
ダニエルは反体制分子として捕らえられ 、
拷問を受ける。
「コロニア・ディグニダ」にダニエルがいると
知ったレナは、単独でその施設に入所をする。
その施設、教皇と呼ばれるパウル・シェーファー
が支配し、チリの秘密警察の拷問施設として
使われていた。
40年間に逃亡した人は５人のみ。
一度入ったら二度と出られないと言われる施設。
チリの国について、クーデターがあったこと、
コロニアという施設があったこと等、初めて知った。
チリと言えば、南アメリカ大陸の西側、
太平洋に面した細長い国ということしか知らない。
この映画で、少しはチリの国の過去について
知ることができた。観て良かった。
エマ・ワトソンさんはハリポタのシリーズで
お馴染み。
それら以外に出演している作品を初めて観た。
なかなかの熱演！
終始、ハラハラドキドキさせられ、特に、
終盤の逃亡シーン等はじっと観ていられず、
立ったり座ったり、サスペンスですかい⁉
と思うほどの手に汗握るシーンの連続です。
