こもり

誰でもない女のこもりのレビュー・感想・評価

誰でもない女(2012年製作の映画)
3.4
仲良し家族の平凡ライフの裏には大きな秘密がありまして系サスペンスドラマinノルウェー、ドイツ、1990年冬🚬 小説原作
ノルウェーの現代っ子が歴史(ノルウェーにおけるナチスの民族浄化政策、ナチスに協力した女性とその子供への迫害..)を身近なものに感じられそうな佳作。時代や政治体制が変わっても過去の出来事は消えてなくなったりしない。レーベスボルンによって生まれた子供たち(おじいちゃんおばあちゃんたち)はどんな人生を送ったのか考えさせられた
いいとこ
重厚感(歴史的事実をベースにしたストーリー+ノルウェーの美しい自然🌊❄️+情緒に訴えかけてくるような弦楽🎻)、遣る瀬無さマックスな終わり方
要予習映画(ナチスの白人種増産計画"レーベンスボルン"、ナチスドイツ→1943年敗戦→社会主義国家・東ドイツ誕生→1989年ベルリンの壁崩壊→1990年10/3東西再統一って時代の流れ) 🐄 さらっとマルチリンガル(ノルウェー語ドイツ語英語)