JunIwaoka

1001グラム ハカリしれない愛のことのJunIwaokaのレビュー・感想・評価

2.5
2014.10.26 @ 27th TIFF
(英題:1001 Grams)

観た直後はインパクトに欠けたなって思ったけど、後からジワジワくるハートフルな1本。
計量士という計量の正確さを検査する女性が、父親の代理で行った自国の分銅を世界基準の1000gの分銅と校正する仕事を通じて成長し、1001gの1gの重さに人生の面白さを見出すユニークさ。子供にとって親はあらゆることの基準であって、つまり両親が与えてくれた価値観を超えることが成長であるというのことを教えてくれる。
ノルウェー産のため壁面や扉、ベットの色彩がとてもキュートで、画面の構成が素晴らしいんだけど、起伏なく単調としたテンポに90分とは思えない長さを感じた。
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