静謐な北欧の空気感がよかったです。
設定は面白いのですが、そのわりには面白い展開がありませんでした。
キログラム原器をめぐる最近の動向が、集まった研究者たちの世間話を通じて観客に説明されているのは…
人生を計量出来る?がテーマになっていて、生き方に戸惑い多くなるミドル向け内容。
前半はスリムだが無機質に感じられ、後半は一転するヒロインの心描写や、支える側の心量も感じられる、ノルウェーの表情など…
お父さんの重さを量って-21gになるのがフワッとします
マリエの家のブルーグレーの扉から始まり
ブルーに染まるひんやりした体感がある
とっても落ち着く配色
物理学者のパイがサイクリングの途中で聞…
【もう一つの出来】
ノルウェーの計測研究所勤務の若い女性マリエ(アーネ・ダール・トルプ)。やはり研究者ながら農場経営も営んでいる老父が亡くなり、父が保管していたキログラム原器をもってパリの学会に行…
キログラム原理を守り研究する職業、など初めて知りました。
「人の魂は21グラム程度」という職業病的な台詞や、映像の中でポイントともなる青い小さな電気自動車のかわいいフォルムは印象的。
何よりキログラ…
人の魂の重さは21gが、タイトルの由来となっています。
世の中にはこんな仕事があるんだ〜と驚き。いろんなモノを計る職業があるのも知らなかったし、国際的な基準となる“キログラム原器”というものが各国…
国際的な計量標準を扱う職につく主人公の女性。
ミニサイズの愛車や、辛うじての壁の隙間でタバコ休憩をする姿が、規格という厳密で窮屈な世界に生きる彼女を表しているようでした。
映画は全体を通して彼女…
色づかいとか、セリフ少ないのに時々ハッとするようなことを言うとことか、キログラム原器とかいう全く馴染みのないものを(私が知らないだけ?)モチーフにしてるとことか、全体の雰囲気がとても好き。淡々として…
>>続きを読むBulBul Film, Pandora Film Produktion, Slot Machine © 2014